1.六大陸と三海洋
地球は陸と海からできています。
陸地は大きく6つに分けられます。
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸。
そして、主な海洋は太平洋、大西洋、インド洋の3つです。

ちなみに、世界にある陸と海はどちらの方が広いのでしょう?
平面の地図からではわかりにくいですが、
海と陸の割合は7:3
となっています。
圧倒的に海のほうが広いんですね。
2.6つの大陸
6つの大陸について、それぞれ見ていきましょう。
ユーラシア大陸

ユーラシア大陸は、6つの大陸の中でもっとも大きな大陸です。
どのくらい大きいかというと、
世界の陸地のおよそ40%が、このユーラシア大陸
というほどです。
ユーラシアの名前は
Europa(ヨーロッパ)+ Asia(アジア)= Eurasia(ユーラシア)
から来ています。
名前のとおり、ヨーロッパとアジアの大部分を構成している大陸です。
陸の全域が北半球に位置しています。
アフリカ大陸

アフリカ大陸は、世界で2番目に大きい大陸です。
北半球と南半球にまたがっており、南北に長いという特徴があります。
アフリカ大陸の代表的なものとしては、世界最大の砂漠であるサハラ砂漠、世界最長の川であるナイル川などがあげられます。
北アメリカ大陸

世界で3番目に大きな大陸です。
北アメリカ大陸にはその名前のとおり、「アメリカ合衆国」があり、南はパナマという小国までを範囲としています。
ユーラシア大陸と同様に、大陸のすべてが北半球に位置しています。
南アメリカ大陸

北アメリカ大陸の南に位置しているのが、南アメリカ大陸です。
「アメリカ」という名前がついていますが、この大陸にアメリカは存在しません。
北はコロンビア、南はチリまで、南北に長い陸地となっています。
世界最大面積の川であるアマゾン川が存在するのが、この南アメリカ大陸です。
オーストラリア大陸

世界でもっとも小さな大陸になります。
日本のちょうど南に位置し、陸地のすべてが南半球に属しています。
そして名前の通り、陸地のすべてが「オーストラリア」の領土です。
「1つの大陸に1つの国」となっているのは、このオーストラリア大陸だけです。
南極大陸

1番最初のメルカトル図法の地図ではとても大きな大陸のように見えますが、
実際のところは地球で2番目に小さな大陸です。
この大陸は少し特別です。
なぜなら南極大陸はどこの国にも属していないのです。
とても厳しい環境ですので、定住している人はいません。
とはいえ、いろんな国の人たちが研究を目的に常駐しています。
※※
▼北極と南極の違い
南極大陸はありますが、北極大陸というものはありません。
これはなぜかというと、南極には陸地が存在しますが、
北極には陸地が存在しない
からです。
北極では、海面が凍って氷の塊が陸地のように見えているだけ。
ですので大陸としては分類されないのです。
3.3つの海洋
次は海洋について見ていきましょう。
太平洋

太平洋は最大の海洋です。
一つ気をつけてほしいことは、「太平洋」と「大西洋」の漢字です。
「太」と「大」で字が違います。
まぎらわしいですが、
太平洋にはハワイがあるから点がつく
大西洋にはハワイがないから点がない
と覚えてしまいましょう。
大西洋

よく見慣れた日本を中心とする地図では、大西洋が切れてしまっていますが......
実際は↑のようにつながっていますね。
大西洋のうち、
北アメリカ大陸とユーラシア大陸の間の海を「北大西洋」
南アメリカ大陸とアフリカ大陸の間の海を「南大西洋」
と呼ぶことがあります。
インド洋

インド洋は文字通り、国名の「インド」に由来しています。
3大洋の中ではもっとも小さな海洋、すなわち世界で3番目に広い海です。
★ まとめ ★
▼六大陸
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸
▼三海洋
太平洋、大西洋、インド洋
次回は「緯度と経度」です!
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